お屠蘇
ちなみに屠蘇は、薬局などで売っている屠蘇散(肉桂、大黄、百じゅつ、山椒、桔梗、乾姜などの薬草を合せたもの)を、約半日水にひたしてから取り出し、清酒を加えて作るそうです。 地域によっては、これにみりんを少々加えるそうです。 お屠蘇の歴史は、中国にあったのですね。 ●肉桂(にっけい) 武夷山の名茶の一つで、茶湯の色は透明度の高い琥珀色です。 一口飲んでみると、心惑わすような甘い香りが広がって行き、それから全身に広がり、細胞の一つひとつが刺激されるような感じです。 ●大黄(だいおう) 大黄は古くから世界中で用いられてきた下剤です。 中国の最古の古典書「神農本草経」をはじめとして、インドなどの古典にも記載されている生薬です。 大黄はその薬効が激しいことから「将軍」と言う別名があります。また、古典落語にも下剤としてたびたび登場するようです。 大黄の成分である「センノシド」は腸内細菌叢によってレイン・アンスロンという活性成分に変換されて、大腸にて効果を発現します。 ジャンル別一覧
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